にゃんどる

北山さんに想いを馳せる猫様の奴隷

数年ぶりにヲタトーーークをした

アニメでもキスマイでも、私がヲタトークをする相手は姉しかいなかった。

 

高校に上がる前まではアニメや漫画のヲタ友がいたが、彼女たちとも今連絡を取ることはない。私をヲタだと知ってる人は周りに多いが普通のリア充女子で、ヲタ友ではないため、話す相手がいないのである。

姉はアニメもキスマイも好きだが、いつもどこか冷めている。私のようにキャーキャー熱を上げて興奮して語るタイプのヲタではない。

 

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高校の時の同級生で高校の時からジャニヲタだった子がキスマイのファンだということが判明し、数年ぶりに再会することになった。以下、Nちゃんとする。

ほぼ高校の卒業ぶりと言っても良いほど久々に会った私たちの会話の9割はキスマイについてである。ヲタじゃない普通の友達同士なら、まず近況とか恋愛トーク等に花を咲かせるはずである。私たちはアルコールを一滴も飲むことなく、ヲタトークに花を咲かせた。

 Kis-My-Callingの「女神にちゅどん」について
FIRE BEATの腰回しながら首回す謎ダンスのときのヲタの黄色い悲鳴について
今回のライヴの銀テ、スタンドに届かなかった分スタッフが全部回収していた件
ライヴ中のC&Rどこで情報仕入れるの?どっかでこれ話すよ!とか言ってんの?
たいぴーの「are you Luv sick?」や「I wanna be free」などのセリフに沸く意味

 

 等など、(後日詳しく書きたいと思うが)しゃぶしゃぶを食いながら、Iphoneでdvdを流し、恥ずかしげもなくきゃー!かわいいー!とか結構騒いだ。ちなみにウーロン茶しか飲んでない。

同じどころに疑問を持ち、なんで?なんで?なんで?なんで?なんで?なんで?やっぱそうじゃああああんってなるところが、ヲタ友って、良い…としみじみ感じさせた。私に足りないものは、ヲタトークである。

 

キスマイブサイクで、上位3名がベットへ誘う(ちょっと違うけど)みたいなシチュエーションが結構昔にあったのだが、それについて、かなり語った。

通常の回の場合、結構ドキドキさせてくれるお題も多いのだが、あれはなかった。

「あれだけは許せない。」

「あれふとんかぶったあとマジでなにしてんの?ちゅーしてんの?」

「つーか同じふとんに入るとかやらしい無理」

と、数年前のキスブサについて大批判大会を開催した。こんな会話をできるのも、同じキスマイ担だからこそ、と思うと嬉しい。だいぶ昔の事まで覚えて会話に出し、しかもお互い覚えてるところがウケる。

さらにはたまにマイコがかわいくない(失礼)とか文句をいう私たち。

 

また、私がファンクラブに入らなかった理由を暴露*1すると、そこから終盤まで「どうやったらお近づきになれるか」ということについて話すことになった。

どうやったら会える?→都内のクラブとか?→いるかな?→微妙→家の近くのコンビニとかは?→家どこだよ→不動産屋で働けば住所わかるよ!!→事務所名儀だったらわかんないじゃんよおおお→!!宅配業者なら完璧じゃね!!??→えーなんか微妙→合コンとかで会えないかなー→ファンていう時点で全部引かれて終わりだけどな!!

等という論争を繰り広げ、最終的には【芸能界へ入るべきだった】との結論に。

 

20代前半のとき、冴えない総武線沿いの駅でスカウトされたことがあるのだが、冴えない駅だし都内じゃないしで明らかに怪しかったので名刺もらうことなく無視した、今思うともったいなかった、という話をすると、Nちゃんも今年に入ってすぐくらい新宿で声をかけられたが、新宿とかうさんくさかったし、キスマイ聞いてたから邪魔されたくなくて無視した、と言っていた。「そうそう、原宿なら話聞いたよね!!」と相槌を打ち、「でももう賞味期限切れだよ、遅いよ」「エロ系の勧誘の可能性あるけどね」「今年スカウトて…何歳に見えたんや…(Nちゃんは結構童顔)」

最近、千葉のマザー牧場でスカウトされたとかいう女優さん?が出てきていたので、マジであり得たわ…と後悔している。結局、お知り合いになるために手っ取り早いのは芸能界に入ることである。

2人でかなり落ち込んだが、目撃情報検索したり、【○○ 彼女】とか検索してさらに落ち込んだり、自分たちの恋愛トークはしないくせに、自担の恋愛について熱くトークを繰り広げたりして、ヲタならではの会話を数年ぶりのすることができて、身体が熱くなるほど楽しい時間を過ごすことができた。本当楽しかった。ひさびさ。

 

結局、最初から最後までキスマイの話しかしていないので、Nちゃんの仕事の話とか恋愛のこととか触り程度にしか聞けなかった。しかも帰りの電車の中で聞いた。

 

*1:いつか出会えることを夢見てた